【東京→長野】陰キャのバイク下道日本一周記【24日目】
どうもこんにちは、こたけ( @busy_unistu )と申すものです。大学を休学して、バイク下道で日本一周をしています。
東京で中休みがありましたが、日本一周後半戦、今日からやっていきます！
今日の目標
本日5月15日の道のりは、東京を出発し長野県は諏訪がゴールとなっています。東京ー長野間のおよそ230kmを、７時間ほどかけて下道を走ります！
諏訪といえば、諏訪湖があります。諏訪湖はかの有名な映画の『君の名は』のモデルになったとも言われています（インターネットで）。
僕は君の名はがとても好きなので、映画に出てきた糸森町のように諏訪湖を一望できる高ボッチ高原にも向かうことにしました。ドキドキする〜
そんなわけでやっていきます！よろしくおなしゃす。
東京〜甲府、アチィ
昨日の天気予報だと雨の予報で、_:(´ཀ`」 ∠): みたいになってたんですが、いざ出発してみると晴れました！
気温も２０度を超えて、ぶっちゃけアチいっすわ。ア〜チチア〜チ、燃えてるんだろうか〜
Go Hiromi - 1999 GOLDFINGER 99.mpg
コート脱ぎたくなっちゃいますね。でも、そりゃ雨が降るよりかはアチい方がいいので、意気揚々と出発しました。９時くらいです。
東京から甲府までは、「川越→相模原→甲府」みたいなルートで抜けていきます。
大混雑しがちな相模原ICで悪名高い（？）相模原ですが、やはり平日なのに下道も結構混んでいました。
相模原を回避できるなら、そうした方がいいのかもしれません〜
まあ、こちとらトコトコとした安定さに定評のあるクロスカブ110にのっちょりますので、混雑でもトコトコと進んでいきます。ふんぬ。
乗っているバイク紹介
ちょうどバイクの話が出ましたので、抜け目なく紹介させていただきます。
日本一周後半戦のお供は、こちらのHONDAのクロスカブ110というバイクです。
特徴的なのはボデーの黄色ですね。このなんともいえない黄色、みなさん他のどこかで見たことありませんか...？
そうです、マンゴーです。
実は、このボデーはマンゴーで作られています。
以前は国産の純正が使われていたそうですが、最近は安価なフィリピン産にとって代わられているようです。
マンゴーなのでもちろん食べられます（僕のバイクはあと二週間くらいで食べごろです）。非常食にもなるのは、このバイクが非常に売れた理由の1つですね。
あと、バイクの名前の最後についている“110”という数字ですが、これは何かわかりますか？
この110という数は、バイクのギアが１〜１１０の１１０段階あるということです。
バイクに乗らない方には馴染みがないかもしれませんが、自転車と違ってバイクってのは数百のギアがついてるのが普通です。
ちなみに、110ギアまでいくと羽が生えます。ミラーから。
そんな感じです。いや、いいバイクなんですよ、クロスカブ110。
※ちなみに僕は『ヤスカリ』というところのレンタルバイクを使っています。僕と同じように、自分のバイクを持ってないけどバイク乗りたい！という方は、ぜひバイクレンタル『ヤスカリ』をオススメします。
甲府〜長野
甲府から長野まではいい感じに道が空いてました。後ろから煽られるとかいう危険イベントもなく、ウキウキバイクに乗れました。るんるんバイクかも。
ハキハキしていると、あっという間に諏訪に着きました。諏訪湖です。
諏訪湖に着いたあたりで、朝から何も食べていないことを思い出し、途端にお腹がぺこぺこになりました。
すぐご飯が食べたくなったので、ガソリンスタンドのお姉ちゃんにオススメの店を聞きました。
「あの、飯？！！？！」（実際はもっとちゃんと喋っています。）
少しふくよかなお姉ちゃんは嫌な顔1つせず、この諏訪でしか食べられないご飯屋さんを教えてくれました。
それがこちらです。
こちらが諏訪に唯一無二のご飯屋さん
『エフエーエムアイエルワイエムアート』
です。
まず目を引く緑と白と青のトリコロールですが、この諏訪町の自然と空と諏訪湖をあらわしているそうです。なるほど、地元にしかないお店だけあります。
このお店の一押しメニューが、諏訪湖で捕獲した白鳥をフライドチキン風にしたスワチキというものらしいです。諏訪とスワンがかかっていますね。お茶目だ（笑）
僕は結局おにぎりを買ったのですが、諏訪を訪れた時はスワチキは絶対食べたほうがいいかもしれないしそんなことは無いのかもしれません。
（ファミチキください）
（こいつ直接脳内に...！）
高ボッチ高原は絶景
そんな訳で諏訪から、『君の名は』のモデルとなった高ボッチ高原へ向かいます。
僕のバイククロスカブ110は坂道がドチャクソ苦手（時速20kmくらいになってしまう）ことで有名なのですが、なんとか頑張ってくれました。
高ボッチ高原までの道はかなり狭くて、車の離反は難しそうでした。また、落石があちらこちらに転がってて命の危険を感じました。
なんとか死なずに山頂近辺までいけました。写真撮るのを忘れてしまったのですが、広い駐車場や東屋、トイレまでありました！
僕以外にはアベックが１組とインスタ女子大３人しかいなくて、明らかに僕だけ異端児でした。こんな山の上まで来てまで辛い思いするなんて。
肩身狭く歩いていると、山頂まで歩いていけるルートを発見。
これはのぼるしかねぇ...!! オタクダッシュを決めます。
３秒で疲れました。
着きました。
さて、高ボッチ高原からの景色はどれくらい『君の名は』なのでしょうか...
めちゃめちゃ『君の名は』だ〜〜〜〜
すごくないですか？まんま映画から出てきましたみたいな景色です。綺麗〜〜
思わず「あの人の、名前がッッッ」って叫んでみたんですが、特に何も起きませんでした。
綺麗な景色はいいですね。どれだけ頑張っても、僕のものにならないから。自然は、僕の気分とは無関係にあるから好きです。
こういう圧倒的な風景を前にすると、日々首を絞めてくるような悩みとかは嘘のように消えます。忘れたくても忘れられなかったはずなのに。
代わりに、記憶のかなたにうずくまっていた大切な思い出の数々が、走馬灯のように思い出される。本当です。
僕としては、これからの人生で、この走馬灯がもっと豊かなものになっていって欲しい。忘れられない大切が増えていって欲しい。
「再びここにくるとき、今より長い時間走馬灯をみられますように。」
そう祈って、山頂を後にします。
5月14日の宿泊
さて、そんな訳で夜になりました。今日は以前から行こうと思っていたところに泊まります。
そう、快活クラブ諏訪赤沼店です。この諏訪赤沼店は、鍵付き個室が通常料金で支えて、しかもシャワー無料です。
最高。快活クラブが一番大切かもしれんな。走馬灯より朝食バイキングの方がええわ。
以上こたけ。
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