インターネッツには「From being to becoming」も落ちている...
落ちていた
なんか知らんけど、無料で「From being to becoming」読める。
http://www.fulviofrisone.com/attachments/article/412/prigogine_from_being_to_becoming.pdf
ネットに落ちてたワロタhttps://t.co/BCimVc4F3r
— こたけ (@busy_unistu) 2019年5月20日
思わず、笑ってしまいました。
どうも、東大生です
みなさんお忘れだと思うので再度申し上げさせていただきますと、私こたけ( @busy_unistu )、東大生です。
「だからなんだ...」と思うのは僕も一緒なので許してください。ちょっと言ってみたかっただけナノ...
今は大学行ってないので授業とかも受けてないんですが、ひさびさに昔読もうと思ってた本をインターネッツで検索したら、なんか知らんけど無料のPDFがあって驚いているという話です。
イリヤ・プリゴジンのFrom being to becoming
その本というのが、『From being to becoming』(イリヤ・プリゴジン著)でございます。
いきなり、英語のクソ長い本を出し、読者の皆様の思考を圧迫して申し訳ないのですが、別に読んでくれという話ではないのです!ブラウザバックしないでお願い!
この本自体は、「存在から発展へ」というタイトルで日本語にも訳されています。
日本語版は読んだことあったんですが、いや〜やっぱ原著のがエモいよな〜と思って検索したら、原著落ちてました。
それが、冒頭のリンクになります。
なんで落ちてるかはよくわからない
いやあインターネッツすごいですね、なんなんだ。
どうしてPDFで無料で落ちているのか、僕には一切分かりません。
違法なんですかねやっぱり?
けど、ほんの名前で検索すると上から三番目くらいに出てくるので、もしかしたら合法なの...?
もともと7000円くらいする本を無料で、しかも合法的に読めてしまう世界、なに?
From Being to Becoming: Time and Complexity in the Physical Sciences
- 作者: Ilya Prigogine
- 出版社/メーカー: W H Freeman & Co
- 発売日: 1981/03/01
- メディア: ペーパーバック
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かっこいいタイトルつけがち
余談なのですが、一般読者向けの科学書には、なかなかイカしたタイトルの物もあります。
今回のイリヤ・プリゴジンは、結構そういうかっちょいいタイトルをつけます。彼の他の著作としては
「Order out of chaos 」(混沌からの秩序)
「The end of certainty 」(確実性の終焉)
などがあり、「おぉ...いきったな...」みたいなタイトルが多いです。
厨二病臭くて、個人的には大好きです。
「利己的な遺伝子(The selfish gene)」で有名なリチャード・ドーキンスとかもこういうタイプです。
The Selfish Gene (Oxford Landmark Science)
- 作者: Richard Dawkins
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 2016/08/01
- メディア: ペーパーバック
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やっぱ原著はエモいな
別にそんな英語得意じゃないので、英語の原著読んでスラスラ読めるとか全部理解できるとかはないです。
ただ、やっぱりある種のエモさがありますね。
著者自身の表現というか、熱量みたいなのが伝わってくるので、原著は良いです。
From being to becoming で言えば、
This book is about time.
この出だしとか、めっちゃすこ。
日本語で「これは、時間についての本だ。」と書かれていても、そこまでエモくない。
が、英語だとやっぱエモい。
訳本にするとちょっと淡白というか、辞書的になっちゃうので、たまには好きなほんの原著読んでみてもいいかもですわ。
最初の数行とかだけでも、割とエモさ感じますよ。
インターネッツで検索すれば、だいたいの本落ちている気がするので、ぜひ。
※良い子はちゃんと買いましょう。
難しい本を読むコツ、理解しようとしないよう努めることとネットの書評を読まないことだな
— こたけ (@busy_unistu) 2019年5月21日
いつもスターありがとうございます!Twitterでも絡んでくれると嬉しいです。