アフロは最高
アフロにしたい。唐突だが。
アフロってのはあのアフロのことだ。黒くてもこもこしてる、アフロヘアーのことだ。みんなが大好きでやまない、あのアフロヘアーのことだ。
アフロヘアーは最高だ。世界で一番最高な髪型だ。二番目はスキンヘッドだ。
本当にアフロは最高すぎる。君もそう思うだろう?
え、そんなアフロ好きじゃないって?マジかよオイ。マジマジか。マジマジの乱か。
※教養のない読者の為に書いておくと、マジマジの乱(マジマジ反乱)とは当時のドイツ領東アフリカ(現タンザニア)で1905年から1907年にかけて起きた反植民地運動のことだよ。wikipediaなんか見てないぞ。
アフロが好きじゃないなんて、そんなことがあるのか。理性ある人間ならアフロに憧れるんじゃないのか。
義務教育で習わなかったのか。国民の3大義務は『納税・勤労・アフロ』だと。
なら仕方ない。今日は僕がこの記事でアフロの魅力を存分に伝えようと思う。記事が終わる頃、君はきっと美容院の予約をしているだろう。もはや微妙に髪がチリチリしてくるまである。
アフロの3つの魅力
1、大体いいやつ
アフロに悪い奴はいない。このクソみたいな世の中で信じられる唯一の真理だ。
アフロのキャラクターはいいやつばかりである。ドラゴンボールのミスターサタン、宇宙兄弟の六太、ワンピースのブルック...どいつもこいつもお人好しばかりだ。
これは現実世界でも同じだ。パパイヤ鈴木、スキマスイッチの歌わない方、トータルテンボスのドッキリにかけられる方、具志堅用高、葉加瀬太郎...批判という概念を持っているかすら怪しい聖人が揃っている。
当然、キリストもアフロだったと考えられる。
逆に、悪いやつでアフロがいるか?悪の親玉がアフロだったら嫌じゃないか?
アフロのシリアルキラー(連続殺人犯)を見たことがあるか?俺はないぞ。アフロの奴が人を殺すとこなんて想像できない。
映画に出てくるアフロはだいたい黒人で、すごいいいやつだ。そして大抵序盤で何かしらに食われて死ぬ。
アフロはもはや性善説の証明でもあるのだ。アフロ=孟子。
ただ一つの問題なのが、アフロが先か人格が先かが未だ解明されていないことだ。
つまり、いい奴がアフロにするのか、それともアフロにすることによって人格がいい方に変わっていくのかがわからないということだ。これは人類のミレニアム問題である。
まあ何れにせよアフロにいい奴しかいないことには変わりはないのだが、理系諸君にはこの点の研究をぜひしていただきたい。
2、面白い
アフロは面白い。間違いない。
たとえば、アフロのカツラを被ってガキンチョの前に行ってみてほしい。爆笑必須である。君がどれだけ面白くなくても、アフロというだけで子供たちは笑ってくれる。
僕はアフロにしたいという願望を述べただけで小学生に笑われたことがある。実話だ。
子供たちは正直だ。彼らは頭ではなく心で物事を判断する。アフロの面白さは頭ではなく心に訴えかける類のものなのだ。
アフロの面白さは理性を超越する。
アフロがなぜ面白いのかという問いに、我々は答えを持ち合わせていないのだ。ただ『アフロだから』と、トートロジーを垂れ流すしかないない。
理論なんか無くただ面白い。アフロにのみ許された横暴だ。
3、かっこいい
アフロは最高にクールなヘアースタイルだ。
あのボリューム、存在感、なんとも言えない異様さ。全てが他の髪型の追随を許さない。
かっこいいものは何ですか、こう問われた時君たちは何と答えるであろうか?
キムタク、こたけ、菅田将暉、こたけ...人によって答えは違うかもしれない。
だがそれらに一つ共通していることがある。それは全員アフロだということだ。
そう、かのジャニーズの構成員はアフロで有ることが必要条件となっている。嵐の引退もアフロと関係があると言われている。
そう、アフロとは至高かつ最高の髪型である。
アフロ田中だって、アフロだからかっこいいのだ。顔とか関係ない。
以上。どれだけアフロが魅力的かわかってもらえたと思う。ぜひみなさんもアフロにしてほしい。
ちなみに、アフロにした後の髪型の選択肢はドレッドヘアーかスキンヘッドしかないらしい。 地獄だ。