拝啓〇〇様

ほかの誰でもない、誰かに向けて

ジェットスター直行便が開通した沖縄の宮古・伊良部島に行った話

ひっさびさのブログ更新で緊張するまであります、こたけです。

 

あきらかに面倒くさくなるから過程ははしょるんですが、ここ1週間で宮古島と伊良部島という沖縄の離島に行ってきました。4月のあたまだというのになかなかに暑かったです。が、そこそこ楽しかったのでいくつかの有用な情報と感想ををシェアするのが今回のエントリ。

 

宮古諸島エリアでの旅行を考えている人の役に立てれば幸いです。

 

なお、自分で予定をたてたわけではないので、沖縄の宮古エリアについての細かいことは聞かれてもいっさいわかりません。ごめんなさい。聞かないでください。

 

  

ジェットスターの直行便ができました。

 

https://www.jetstar.com/jp/ja/miyako-shimojishima-yokoso 

 (なぜかわからないのですが、うまくリンクが貼れません)

 

2019/3/30、成田空港と下地島空港という空港の間で、ジェットスターの直行便ができました。今のところは毎日行き帰りそれぞれ1便ずつだそうです。

 

 下地島というのは、伊良部島とほぼ地続きにある島で、そのむかしにあったANAのパイロット訓練場を直して新しくしたのが今回の下地島空港だそうで。宮古まではお隣の伊良部島も含めすベて橋で繋がっていて、だいたい車で20分くらいでしょうか。

 

あ、宮古エリアにくる人はレンタカー借りるのをおすすめします。伊良部大橋など、ドライブに映える場所がとても多いです。離島なので。夏場はばりくそ高いですが、それだけの価値はあります。

 

もともとはANAが宮古島空港と羽田空港間の直行便をだしているわけですが、値段がたかいです。シーズンだとだいたい片道2-3万円くらい。大学生のちょっとした旅行には、わりと厳しめな価格設定となっております。

 

一方ジェットスターは6990円〜で、シーズンでも1万5千円程度で落ちつくようです。まあ半分ですかね。こういうところでケチるのが大学生。

 

今回私は、運よく下地空港からでる初便に搭乗することができました。観光客と現地の職員やリポーター、お偉い様などなどが同じくらいの比率で集まっており、普通はないサービスもいくつか受けられました。遊園地のアトラクションのようでした。

 

とは言っても、直行便の良いところは到着時までインターバルなく寝られることだというのが持論なので、今回も遠慮なく寝させていただきました。機内はとても快適で、下地空港を出発した次の瞬間には成田空港についていました。いい旅です。

 

初便の感想としてはいささか不適切ですが、大変寝心地の良い飛行機となっております。皆様もぜひジェットスター直行便をどうぞ。

 

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前半でエントリが長くなりすぎるという、不治の病が出てしまいました。要点をまとめていきたいと思います。

 

利便性

良部や下地はまだまだ『離島』という空気がありましたが、宮古島は思っていたよりも都会でした。大抵のものは揃います。ドンキもあるので、困ったらだいたいドンキに行っていました。宿のインターネット環境だけが東京に劣るやもしれませんが、ポケットワイファイは要らないと思います。

 

観光スポット

わゆる「陽キャ」の面々と行ったので、可能な限りほとんどの時間を活動に当てたため(朝9時起きの朝4時就寝)、宮古エリアのかなり多くの観光地にいきました。なのでわりと比較のしんぴょう性が高いと思われます。

 

私は観光地に「とにかく自然を見る」を求めるタイプの人間なので、個人的に気に入ったのは東平安名崎池間島のビーチですね。2つとも、海と空が1:1でぶつかり合ってて、最高でした。人が比較的少ないのもお気に入りポイントです。ただどちらも少し歩くので不便ですかね。ぐずったお子様を連れて行くというよりは、大人がしっぽり楽しむ場所です。

 

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 (上2つが東平安名崎で下が池間島です)

 

ビーチはどこに行ってもだいたい同じように綺麗なので、あまり気にせず近いところに行けばいいと思います。近年ではどこでも観光地化が進んで、最低限の施設(駐車場やトイレなど)ができているようですから、女性や子供連れの方もそこまでこだわる必要はないのではないでしょうか。

 

星空に関しては、伊良部島に行くのがいいと思いました。宮古より圧倒的に明かりが少ないです。少し車を走らせれば、すぐにあたり一面真っ暗な場所にいけます。私たちはそうして適当に走らせたところにあったビーチに寝っ転がって星を見ました。

 

満点の星空とはこのことだろうと思うほどの、星の数でした。肉眼で捉えられる最高の数ってくらい見えました。少しくらい汚くなってもいいという人は、寝っ転がるのをオススメします。天然のプラネタリウムで、1時間になんども流れ星が見えます。星空をスマホで撮影することはできないのがとても悲しかったです。可能なら、一眼レフカメラと三脚を持参してください。

 

ご飯

こもそうですが、島の美味しいものを食べるためにはそれ相応のお金が必要です。今回は運よく、偉い人々のお金でたらふく美味しいご飯(伊勢海老)を食べる機会にめぐまれましたが、普通だったら予算が許しません。

 

安く美味しいものとしては、お刺身です。離島という地理的な事情から、本州ではあまり見なくて美味しい魚がたくさんあるので、ぜひどうぞ。伊良部島の人は、刺身を皮付きで食べることが多いようです。皮がピカピカひかって彩り豊かですし、皮と身の間にある脂が美味しいので、これが意外にも結構いけます。皮付きカツオは絶品でした。

 

僕は旅行先でスーパーに行って、その土地の食生活を知るのがとても好きなのですが、離島では結構食べ物が安く売られています。もし予算がキツキツなら、ドンキに行って安いご飯を買い、宿で食べるなり片手に持って星を見に行くなりするのが楽しいかもしれません。缶などのゴミは持ち帰りましょうね。

 

 

 

広い海と空はそれだけで圧倒的に心を救ってくれます。

 

ういう当たり前のことを、陰キャを長い間やっていると見逃してしまいがちな気がします。「海=陽キャ」的な狭い思考におちいって、答えのない問いに時間と心を消耗していきます。僕もそうですし、これからもそうだと思います。

 

いろいろなことについて考えを深めること自体は悪いことではないですが、それとは全く別のレイヤーの話として、海を見たり空を見たりすることはとても身体に良いと感じました。美味しいマンゴージュースなんかが片手にあるとなおいいですね。沖縄のマンゴージュースは、わりかし濃くて美味しかったです。

 

もし心に余裕がない方がいましたら、思い切ってお休みをとって直行便で宮古島に行くのはいかかでしょうか。押し付けませんが、オススメはします。以上こたけ。