拝啓〇〇様

ほかの誰でもない、誰かに向けて

大学生がキャバクラのボーイのアルバイトをしてみた

「おねがいしま〜す」

 

キャスト(キャバ嬢)の声が無情にも鳴り響く。ミネ缶を4つ乗せたトレンチを持った僕は、必死にバランスをとりながら駆けて行く。慣れない大声を出す。

 

「はいただいま!!」

 

ああまだ21時 。今日は終電で帰れるだろうか。キャバクラの夜は長い。

 

ーーここからSEO対策ーー

 

今日はそんな感じで、大学生の僕が最近始めたキャバクラでのボーイのバイトを紹介します。

 

大学生の僕が最近始めたキャバクラでのボーイのバイトの仕事の内容、時給、キャスト(キャバ嬢)との関係、などをまとめます。

 

嘘です。なぜならここはSEO対策だからです。適当に感想と書きます。

 

大学生キャバクラでのボーイのバイトをしてみたい人にはぜひ読んでもらいたい記事です。

 

別読まなくて良いです。SEO対策なので。大学生の僕が最近始めたキャバクラでのボーイのバイトを紹介します。

 

ーーここまでSEO対策ーー

 

バイトを見つけた経緯

 

普通にマイナビバイトで見つけました。サービス業で検索かけてたらあった。時給が他よりよかったので、とりあえず面接申し込んだ感じです。

 

応募にあたって恐怖がなかったと言えば、嘘になります。ビクビクしながら面接しました。

 

受かった理由は多分、他の飲食店と同じで、短期的な人員不足なんだと思います。

 

仕事内容

 

他のバイトと同じく、熟練度や勤務期間によって段階があります。まとめます。

 

1、ホール

 

入ったアルバイトが最初にやらされるのが、ホールです。他のキャバはわかりませんが、うちは最初に教えられるのが、

 

『お酒を作るときの水(ミネ)と氷(アイス)の提供と交換』です。

 

お客さんがついたテーブルには、必ず水と氷を出します。お客さんが来ればそのセットを出し、ある程度減ったら交換する。これをひたすらやります。

 

これだけだと簡単そうすが、店内20の水と氷、さらにはグラスと灰皿の交換を一人で管理する、と言われればある程度大変さが伝わるでしょうか。割と体力勝負です。トレンチにどれだけのモノを乗せられるかが大事です。

 

この体力勝負のフェーズに慣れてくるとているカクテルを作ったり、細かい仕事をさせられたりします。

 

が、基本的にホールは体力勝負です。仕事の翌日は筋肉痛うです。僕は1ヶ月で4kg痩せました。ダイエットにオススメです。

 

ちな、6割くらいのバイトがここで辞めるっぽいです。

 

2、メンバー

 

肉体労働の修行を越えると、お客さんとのやり取りをするメンバーのフェーズに入ります。

 

具体的には、お客さんの案内、料金システムの説明、お会計の処理、セットの時間管理、オーダーに入る、などなどです。

 

『お客さんと直接絡む』という一言が、一番メンバー業務を表していると思います。

 

3、付け回し

 

お客さんとの絡みの次は、いよいよキャスト(キャバ嬢)との絡みです。

 

具体的には、キャストをお客さんにつける作業をします。「お隣失礼します、〇〇ちゃんで〜す」みたいな。

 

簡単そうに見えて、むちゃくちゃ考えることがあります。

 

まず、女の子をつけるタイミングです。

 

お客さんが席に着いた時はもちろんですが、セットの半ばでチェンジしなければいけないので、全ての席のタイムマネージをする必要があります。

 

何より、どのキャストをつけるかを考えなければいけません。

 

優先順位としては指名ですが、同時に複数のお客さんからひとりのキャストに指名が入ることも珍しくありません。

 

その場合、どの順番でつけ、どのタイミングでキャストを泳がせるか、といった判断が必要です。この判断をミスると一気にクレームの嵐です。

 

指名なしのお客さんでも、どのキャストをつけるかは大事な問題です。

 

女の子側の特質、たとえば容姿や体型、さらには年齢、また性格や言動などを考慮しつつ、一方でお客さんの性格や金銭力を考慮して、最大の利益を上げる選択をしなければいけません。

 

この辺をやりだすと本当に頭がこんがらがります。実務的な側面と、そのさきの数字を見据えた抽象的な側面が同居した思考になるので、脳みそパンクします。

 

まあ、ここまでくるバイトはほとんどいないんですけどね...

 

4、マネージャー

 

このマネージャーの地位は、バイトが来ることはないのかもしれません。

 

2年やってる先輩バイト曰く、いままででひとりこの直前まで行った人がいるらしいです。ただその人は、風紀で飛ばされたそうです。

 

その先輩も3の付け回しで止まっています。

 

マネージャーは実質、次の店長候補です。

 

これはすごい。社員を超えて、生え抜きのアルバイトを店長にする文化があるキャバならではだなと思います。

 

基本的にマネージャーは数字を見る仕事です。

 

細かい業務に携わらず、店の売り上げを管理し、本部への売り上げ報告をし、日々の売り上げを上昇させるための施策を考えます。

 

そんな感じ。ここはよくわからないのです。偉い人がやります。ここまでくるバイトは1%もいないと思います。

 

 

時給

 

基本は1500円。深夜帯(~10pm)は1800です。役職が上がると最大で2200まで行くっぽいです。まあ、悪くはない。むしろ良い。誰でもできる肉体労働(ホール業務)の時点で1500もらえるというのは、時給的には良い条件な気がします。

 

交通費の手当てもあります。適当な住所を申告するとやたら高い交通費をもらえるハックもありますが、やめましょう。

 

キャストとの関係

 

みんなが想像するようなことは、何もないです。少なくとも最初は。

 

バイトの風紀(知らない人はググってくれ)は基本的に非常に強く罰せられます。クビになって終わり、なんて甘い罰ではないことは覚悟しましょう。

 

損害賠償を請求された、という話も聞きます。まあこれは多分嘘だと思いますが、それくらい怖い詰めがあります。

 

ただ、ある程度偉くなると女の子と個人的に繋がることもできます。詳細は避けますが、やはり夜の関係をしている人たちはいます。

 

『付き合わなければ風紀じゃない』という価値観が蔓延しているのも事実です。僕自身の価値判断は避けます。

 

個人的な意見としては、魅力的な異性とのアバンチュールを求めてキャバクラで働くのは割が悪いのではないか、という気がします。

 

感想

 

キャバのボーイもホストと同じような群れです。

 

容姿や体型、異性とのコミュニケーションに基づいた価値判断、および強烈なカースト制度があります。

 

個人的には新鮮で、ゲームとして面白いのでパントマイム踊っているのですが、そういうのに耐性がない人はしんどいと思います。

 

具体的にいうと、いま自分のコンプレックスを思い浮かべ、それについてなんの根拠もなく上の人間に笑われることを想像してください。そういう世界です。面白いよね。

 

価値判断は避けます。お互いよき労働をし、良きお給料をもらいましょう。