拝啓〇〇様

ほかの誰でもない、誰かに向けて

3月5日の日記

ユヴァ・ノア・ハラリのホモ・サピエンス史にも書かれていたが、個々人の『幸せ』の幅はその人の性格によってある程度規定されていると思います。突然ですが。

 

幸せな人ってのは嫌なことがあっても前向きに捉えられて幸せだし、不幸な奴は良いことが起きても不幸に捉えてしまう。

 

宝くじが当たったとして「やったラッキー」と思えるか「これが当たって面倒なことが増える」と思うか、みたいな。全然良い例えじゃないけど、言いたいことは伝われ。

 

僕は基本後者の、つまりは結局どうあがいても不幸に捉えてしまうようなタイプなんですが、まあそんな日々でも誰の目に触れずともここに残しておきたいと思います。

 

今日は11時ごろに起床。アラームはかけられないから、正確な時間は思い出せない。おきたいときにしか起きられない。

 

午前中に再配達がある予定だったから、不在着信が2件ある。毎回受け取れない。見ず知らずの宅急便屋さんに罪悪感を感じなきゃいけないシステム、辛いな。

 

とりあえず風呂に入る。一昨日の朝ぶりの風呂。気持ちい。花粉の薬を飲む。一日一錠だから飲める。一日二錠だと飲めない。経験上。

 

服は昨日と同じ服にする。きっと誰にも会わないから。コンタクトもやめてメガネにする。

 

スーパーに行こうとしたが、家にスパゲッティとカップ麺が残ってるのを思い出してやめる。すごすごと家に帰るのも癪だから何の用もないけど吉祥寺に行く。

 

途中の家の玄関にみかんが置いてあった。『自然のままです、ご自由にどうぞ』。初めての体験だ。

 

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その場で全部持ち帰りたいほど最高の気分だったが、良心があるので1つだけにしておく。嬉しくてニヤニヤしながらみかんを投げてキャッチして遊んでいたら、すれ違った女の子に睨まれた。イヤホンしてるやつに睨まれたくない。

 

みかんからはみかんの良い匂いがした。

 

吉祥寺では特にやることがなかったから、ブックオフに行って好きな漫画の1〜7巻を買った。8巻から先は持っていた。あと小説も買った。

 

帰り道でご自由にどうぞのベンチを一軒家の門前に見つけた。綺麗なベンチ、掃除する人がいるんだよな。僕が座ると汚くなりそうだから、座らなかった。

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家について漫画を全巻一気読みしようとしたら、知り合いの女から連絡があった。わりと最悪だったけど断れないからオッケーして、また吉祥寺に向かった。こんなことなら帰ってこなければよかった。でも服着替えられたから、良いか。

 

行ってみるとなんかラブホを巡りたいみたいな話だった。巡れるほど金はねえよって思った。

 

相手はマッチを持ち帰ってた。僕だけ何も無いのは癪だからとりあえずゴムを持ち帰った。すぐ捨てたけど。

 

そのあとそいつと夜の公園でキャッチボールした。何年ぶりのキャッチボールがこんな時になるとは夢にも思わなかった。

 

家に泊めて欲しいと言われたが、漫画のことが気にかかったから嘘をついて断った。片付けてないし。

 

雨が降ってきてしんどい帰宅だった。(これを書いたのは3月6日くらいだったと思います。)

 

以上こたけ。